天然由来で便利で安くて安心な「奇跡の鉱物」として宣伝されたアスベスト。その使用によって肺がんや中皮腫などに多くの人が苦しんでいます。1960年代から輸入のピークを迎えたアスベストはその大半が建設材料につかわれており、建設業で働いている仲間のほとんどが、アスベストを吸い込んでいます。
肺がんや中皮腫は国の認める職業病です。杉並支部では専門医とも協力し労災申請をサポート。幾人もの仲間が労災認定を勝ち取っています。
労災認定を受けることで、治療費の負担なく、生活費についても休業補償がでて、安心して治療がうけられます。「肺気腫」といわれた方などもぜひ組合に相談ください。
アスベストだけでなく、建設業では多くの粉塵を吸い込む作業があります。東京土建は、石工の仲間を先頭に全国の労働者と力をあわせ1954年にけい肺法、1960年にじん肺法の制定を勝ち取ったように、早くから職業病対策に取り組んでいます。
石工やタイル工のみなさんは特に多くの遊離ケイ酸にさらされて働いていますが、他の職種の方でも粉塵にさらされています。肺機能の異常があったら必ず組合に相談してください。
杉並支部ではじん肺の労災認定にも実績あり。
また、腕や腰に負担のかかる作業も多いのが建設業の特徴です。腱鞘炎や腰痛の労災認定の実績もあります。具合が悪い方はまず組合にご相談を。
仕事でケガしたら労災が認められるのが当然です。しかし、申請書の書き方によっては、実態がうまく伝わらず、給付がスムーズに受けられない場合もあります。東京土建杉並支部は建設業の組合として70年以上、建設で働く皆さんの労働の現場に密着しており、建設業の皆さんの実態をわかりやすく伝えることができます。
杉並支部でも、毎月多くの労災申請をてがけ、申請書の作成、提出先などについても一から相談に応じている実績があります。
東京土建杉並支部には国の認めた労働保険事務組合もあります。労働者を使用する「事業主」や一人で事業を営む「一人親方」の労災特別加入もおまかせください。